6.1 普通例(4)

第6-1-4図に新ルール試案Iによる正規の終局まで打着した結果譜を示してある。この結果、黒の得点=地52-ハマ20=32白の得点=地43-ハマ10=33、結果は白1目勝となる。

IMAGES
第6-1-4図
試案I
SPACE
黒得点
地 ハマ
52-20=32
白得点
43-10=33
白1目勝
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台湾式
SPACE
黒得点
地 石
52+128=180
白得点
43+138=181
白1目勝

台湾式ルールの場合は白288手で黒は最初のパスを行うことができる。従って白の手止りとなる。以後は第6-1-4図の如く打着を進めて終局となったものとしても、黒の得点は180、白の得点は181となり、白1目勝となり結果は新ルール試案I及び日本の慣習法と一致する。
白288以後は打着を進めても結果が明らかであるので288をもって合意の終局をしてもよいことがわかるだろう。

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